ランニングを30分走ると、どのような健康効果があるのでしょう。 近年のマラソンブームによりランニング人口はうなぎのぼり。 仕事終わりに上司と居酒屋に行くのではなく、皇居でランニングをする人もいるほどです。ただ、マラソンというとどうしても何時間も走る必要があり少し敷居が高いですよね。 でも、30分程度のランニングでもダイエットやストレス解消など健康上の効果があるんです。今回はランニング初心者の方のためにランニングの効果や、具体的なやり方について説明します。
効果的にランニングをするポイント
ダイエット目的でランニングを始める方の場合、まずポイントとなるのは走る時間帯です。 朝食前にランニングをするのが最も脂肪燃焼効果が高いので、朝起きたらスーツを着る前にランニングウェアへ着替えましょう。 一方、ストレス解消目的の場合、時間はいつでも大丈夫です。ストレスがたまった時に走るのが一番です。 また、怪我を防ぐために準備運動とストレッチは必ずして下さい。 準備運動は体を大きく動かし、関節の可動域を広げるダイナミックストレッチ、運動後は筋肉を伸ばし、疲労の回復を促進する静的ストレッチを行いましょう。なお、ダイナミックストレッチですが、ラジオ体操でも代用ができます。 最後のポイントですが、靴は専用のランニングシューズを使用してください。たまにスニーカーで走る人もいますが、衝撃吸収性が弱く、膝や足首を痛めてしまうので大変危険です。初心者の方はソールの分厚いものを選んでください。 https://fitlize.jp/82230分のランニングはどうか
それでは30分程度のランニング、どれほどの効果があるのでしょう。ダイエットには効果的なのか
結論から言うと、効果的です。基本的に人間が運動によってエネルギーを消費する際、まずすぐにエネルギーに変換できる糖質を消費します。 要するに食べたごはんのことですね。糖質を使い切った後、ようやくエネルギー貯蔵庫である脂肪を分解し、エネルギーに変換します。一般的に、脂肪がエネルギーとして使われ始めるのは、運動開始後20分から25分後。そのため30分のランニングでは脂肪燃焼が可能なのでダイエットには効果的です。 なお、ランニング前に筋トレを行った場合はこの限りではなく、ランニング開始のタイミングから脂肪が燃焼するのでより高いダイエット効果が期待できます。消費カロリーについて
これは体重や走る距離によるので一概に何カロリーとは言えません。しかし、ランニングのカロリー計算方法で自分の消費カロリーを導き出すことはできます。計算式は以下の通り。消費カロリー=体重(kg)×距離(km)つまり、体重60キロの人が1キロジョギングした際に消費されるカロリーはおよそ60カロリーという計算になります。 なお、脂肪1キロを減らすのに7000カロリーを消費しなければいけません。体重60キロの人が毎日5キロ走ったと仮定するとおよそ23日で1キロの減量に成功することになります。