世の中には「簡単にダイエットする」ということをうたったダイエット法が多数ありますが、逆に言えば、それだけ「簡単にダイエットしたい」という人も多いということです。 誰でも 「簡単にダイエットしたい!」 「ダイエットの努力をしたくない!」 ということが本音なのだといえます。 ここではその女性の切なる叫び(男性もいるかもしれませんが)をかなえるような、「簡単にダイエットできる方法」を10種類選んでご紹介ます。
短期間で確実にできるダイエットがある?!
そもそも「簡単にできるダイエット」とはどういうものでしょか? 思いつくまま挙げてみると ・食事に何かを足すだけ。 ・食事の一部を何かを置き換えるだけ ・簡単な運動を短い時間するだけ ・生活習慣を少し変えるだけ ・生活習慣に少し何かを足すだけ ・サプリメントか何かを飲むだけ といったところでしょうか。 いずれにしても、 ・精神力がなくてもできる ・準備の手間がいらない ・お金もかからない ・簡単で短期間で効果が出る ということがその条件だといえます。 果たしてそんな「都合の良い」ダイエット方法があるのか、というと実はあります。それを以下にご紹介します。簡単ダイエット10選
1駅ウォーキング
よく「健康のために会社の1駅前の駅で降りてあとは歩いている」という人がいますが、あれは健康には効果的だとして、ダイエットには効果があるのでしょうか? 実はあります。 だいたい都心のJRの1駅の区間は平均2㎞あります。ですので、歩くのは2㎞ということにします。 そこを、歩いた場合どれくらいのカロリーを消費するのでしょうか? こういうデータがあります。 大またでサッサッと歩く(速歩):1分間に約4.2kcalの消費カロリー 大またで力強く息を切って歩く(急歩):1分間に約7.9kcalの消費カロリー (引用元:http://muuum.com/calorie/1018.html) 速歩の場合、歩く速度は5km/時とすると、2㎞は25分で歩けます。それを上のデータに当てはめると、105kcalの消費です。 急歩は6km/時だとすると、2㎞は20分。消費カロリーは160kcalです。 だいたいご飯1膳分ですね。 それだけを考えると少ないですが、この急歩で1駅歩くのを1か月続けると、合計で4800kcalの消費です。1kg痩せるのに必要なカロリーが7000kcalと言われていますので、1か月半続ければ1kg痩せることになります。ただ1駅歩くだけで、1か月半に1kg痩せる、1年で8kg痩せるとしたら、結構大きなダイエットでありませんか? ただし、この歩き方には注意が必要です。ここでは「急歩」ということで計算しましたが、いずれにしても「のんびりと散歩するように」歩いたのでは全くダイエット効果はありません。 ダイエット効果の上がる歩き方をするのであれば、以下に気をつけましょう。 1 「ハッハッ」とやや息があがるくらいのペースで歩く。少し汗ばむくらいが理想的。 2 歩幅を広くとって歩く。ただし、腰痛や股関節痛がある人は、無理をしないように。 3 食前に歩く。空腹時に歩くほうが、脂肪燃焼効果が高まる。 3は通勤時には少し無理かもしれませんが、朝食でお腹がいっぱいになるようなことは避けましょう。10分間の自転車こぎ運動
次のおすすめなのが、自転車こぎ運動です。 これは、必要なものが自転車だけですし、しかも移動にも使えるので続けやすいのが「簡単」なところです。また交通費がその分浮く、という経済的なメリットもあります。 ただ、その肝心の消費カロリーですが、自転車で、体重50kgの人が時速20kgで60分こぐと、消費カロリーは約400kcalです。ですので、10分だと、70kcalですね。 これでは、少し足りないようにも思えますので、思い切って会社まで自転車で通う、というように少し距離を伸ばしてみるというのも方法です。 ただし、仮に10分70kcalでも、それが駅までの往復なら1日140kcalで、1kg体重を減らす7000kcalに達するのに、やはり1か月半から2か月です。会社に通勤するだけで、2か月に1kgづつ痩せていくなら、それも「簡単な」ダイエットになるでしょう。スクワット
スクワットは、簡単に言えば「物を拾って立ち上がる」という運動ですが、実はふとももを始め、身体全体の筋肉を使うので、結構効果的で、ストレッチ系の運動では一番ダイエット効果があるといっても過言ではありません。 その最も簡単な方法は、 1 肩幅より少し広めに足を開いて立って、手は腰。 2 息を吸いながら、お尻を突き出してしゃがむ。背中を伸ばすことに注意。 3 息を吐きながらゆっくりと体を起こし、膝に少し余裕があるところで停止。そして、もう1度しゃがむ動作に戻る。 これだけです。これを10分続けると、約45kcal消費します。 これも10分で45kcalでは少ないような気がしますが、毎日続ければ、1kgやせる7000kcal消費に半年です。たった10分毎日続けるだけですから、これも簡単な運動の部類でしょう。レコーディングダイエット
レコーディング・ダイエットは10年前有名になったたダイエット方法です。作家の岡田斗司夫さんがこの方法で、半年で50kgダイエットに成功した、という本を書き、一大ブームになりました。 その方法とは、毎日食べる食品とそのカロリー量を記録(レコーディング)するだけの、それこそ簡単なものです。にもかかわらず、自分がとっているカロリー量、食事の内容、間食などを自覚することで、食生活の改善につながり、ダイエット効果を生むのです。 もう少し具体的に説明すると、方法は、毎回の食事の中で、何カロリー量の物を、どれだけ食べたか、という記録をとり、自分の一日トータルのカロリー量を確認し、それが自分の許されたカロリー量と比較する、ということです。 ダイエットの基本の公式は、「消費カロリー量>摂取カロリー量」であれば痩せる、ということですから、それを具体的に実践する方法といえます。 ちなみにこの方法で、筆者(私)も半年で15kg痩せました。置き換えダイエット
置き換えダイエットとは、「主食または1食を低カロリーの食品に置き換えて、1日に摂取するカロリーを減らしてダイエットする方法」です。 非常にいろいろな「置き換え方法」があり、人気のあるダイエット方法ですが、その理由の大きな一つは、ちゃんと1日3回の食事をしてもいいということでしょう。 普段の食事を置き換えダイエット用の食事にするだけなので、つらい空腹感に耐えなくてもいいというわけです。また置き換え用の食事も簡単料理なので手間がかかりません。 普段3食の人が、1食「完全に断食する」ダイエットをすると、食事を再開したときにカロリーを吸収しやすい身体になり「リバウンド」してしまう危険性があります。その意味でも、置き換えダイエットは無理な食事制限をしないので、その危険性が少ない方法だといえます。 どれくらいカロリーを減らせるかというと、一般的な置き換えダイエットでは、1回の食事のカロリーが700Kcalだとすると、それを置き換えることで、200Kcalにすることもできます。マイナス500Kcalです。これを1kg痩せる公式に当てはめると、なんと2週間で達成できます。1か月でマイナス2kgです。 ちゃんと食べつつも、これだけカロリーを減らし、ダイエット効果を上げられるまさに簡単なダイエットの代表といえるでしょう。脂肪燃焼スープ
脂肪燃焼スープダイエットは、1週間野菜で作ったスープを中心にした食事をとるだけでやせる、という方法です。 提唱している人は何人もいるのですが、その中で、岡本羽加先生という人の方法は、キャベツ、タマネギ、セロリ、トマト、ピーマン、ニンジンの6種類の野菜を、コンブ、かつお節、鶏がらの3種のだしで煮て、最後に天然塩とショウガを入れて味つけし、これを3食お腹いっぱい食べる、というものです。 これでなぜ痩せるかということ、1つは、野菜やコンブがたっぷり入った脂肪燃焼スープには、大量の食物繊維が含まれていて、それが腸を刺激し、便通を改善する、ということです。便通がよくなれば、体内の環境が整い、代謝がアップして痩せていく、ということにつながります。 もう1つの理由は、野菜を大きめにカットして固く茹でることで、噛む回数を増やし、その運動で満腹中枢を刺激して、食欲を抑制できる、ということです。 これでどれだけダイエットができるか、ということですが、こういう口コミもあります。ウッチー様 男性 | 43歳 | 170cm 87kg⇒82kg 言われた通りに一週間実行したら5kg減量に成功しました。 私はスープは飲みません。具を食べるのみ。 おつうじ良くなりました。 普通に食べてると3日目ぐらいにまた作らないと足りない為、キャベツ5個玉ねぎ20個ぐらい買っておいたほうが良いかと思います。引用元:http://www.diet-cafe.jp/2012/06/post-2678.html それでは7日間の脂肪燃焼スープはどういうレシピになるのか、代表的な例を挙げます。 【1日目】スープとフルーツのみの日 ・バナナ以外のフルーツは何を食べても良い。 ・水分は水か100パーセントの果汁ジュースで補う。 【2日目】スープと野菜のみの日 ・油を使わなければ野菜の調理法は自由。豆、スイートコーンを除いて種類も自由。 ・夕食にはポテトを食べても良い。 【3日目】スープとフルーツと野菜の日 ・スープとフルーツと野菜を好きなだけ食べても良い。 ・ただし、ポテトはNG。 【4日目】スープとバナナ、スキムミルクの日 ・バナナ3本食べる。 ・スキムミルク適量を水で溶いて500mlにして飲む。 ・お水を多めに飲む 【5日目】スープと肉とトマトの日 350g~700g程度の赤身の牛肉、又は鶏肉、煮魚でも可。 最大6個のトマトを食べましょう。スープも最低一杯は食べましょう。 体から尿酸を排泄させるため6~8杯の水を飲むようにしてください。 【6日目】スープと牛肉と野菜の日 ・牛肉の量に制限なし。 ・ポテトを除く野菜を食べて良い。 ・最低一杯はスープを飲む。 【7日目・最終日】玄米と野菜とフルーツジュースの日 ・玄米、野菜、フルーツジュース(100パーセント果汁)を飲む。 ・最低一杯はスープを飲む。 以上を参考に実践してみてください。