急にダイエットが必要になったら?1週間ダイエットでどこまで痩せられる?どうしたら痩せられる?

一週間ダイエット 「ちょっと気合を入れたい合コンが急に入ったから」 「気づいたら友人の結婚式が目の前になっていたから」 「彼と南の島に行くので水着を着ないとけなくなったから」 などなど「急に」ダイエットをしなければならなくなる事態が、人生には訪れますよね。 そんな時に、どうしたらダイエットを短期間で、たとえば1週間できるのか、それはどの程度の効果が期待できるのか、といった切羽詰まった疑問にここではお答えしていきます。

1週間でどれ程痩せられる?

それではまず最初に、そもそも1週間でどれ程痩せられるのか、ということについて考えてみます。

見た目の変化は期待できないかも

インターネットで「1週間 ダイエット」などを検索すると「8kg痩せる方法!」「5kg痩せた!」などの記事も結構ありますが、一方ではこの下のような口コミも結構あります。これは「教えてGoo」から引用したものです。 回答者: Haru_Sakura ストレスからくる軽鬱と胃炎が元で、1週間に10kg痩せました。 トータルでは約1ヶ月で15kg……。 40kgを下回ってしまったために、生理も止まり、何に対してもイライラしてしまって、周囲にかなり迷惑をかけた記憶が……。 見た目も病的で、自分でもヤバイな~と思ったくらいです。 回答者: y_taco 回答日時:2005/06/27 13:54 3泊4日で384kmのサイクリングから帰ったときのことです。 帰宅直後は-4.5kgでこんなもんか??? ところが、1週間かけて体脂肪は燃焼続け、さらに-2.6kg! トータルで-7.1kg、以後2ヶ月に渡り、けだるい、軽い目眩、食欲不振に襲われました。 オナカや背中にはぜい肉あるんですよ、まだ。 でも、脳みそから本能命令で使える脂肪はかたっぱしから燃焼させてしまうんです。 普通に活動することすらままならない危険な状態でした。 引用元:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/1476210.html これらはダイエットではなく、健康を害して、とか仕事がハードで、ということによる「望まないダイエット」の例ですが、いずれにしても何kgも痩せると、このような体の不調が出てくるのはやむを得ないところでしょう。 それをしないで、ということは健康を害さないでダイエットするとしたら、意外にというか当然というか、狙ったよりも思いのほか見た目の変化は期待できないという部分もありそうです。

1週間で出来るダイエットとは?

では、1週間でできて、多少なりとも効果の期待できるダイエットとしてはどういうものがあるのでしょうか?

ジョギング

まずすぐに取り組めるのがジョギングです。 筋肉をつけるならハードな筋トレですが、ダイエットならむしろジョギングやウォーキングなどのスローな運動のほうが適しています。 そのジョギングもあまりスピードを上げずに、速く走るよりは長い時間走るほうを重視しましょう。というのは、脂肪が燃焼するのは運動を始めてから20分程度が過ぎてからだからです。速く30分走るよりは、ゆっくり1時間ジョギングしたほうが、代謝が活発になりダイエット効果が期待できます。

縄跳び

すぐに取り組めるという意味では、縄跳びも「古典的」ですが、ダイエットに効果があります。特に、「3回飛び」などのハードな縄跳びではなく、ゆっくりと回数を重ねる縄跳びであれば、期待できるでしょう。 具体的には、1日に20分から30分の時間縄跳びをすることが、縄跳びダイエットの基本的な方法です。すぐに疲れる人は1分間飛び続ける→休憩→再開」というようなリズムをつくると続け易いです。

糖質制限ダイエット

1週間という短い間に最大の効果を発揮するダイエットを望むなら、思い切って炭水化物、糖質は全て食べない、というダイエット方法もあります。 ご飯、パン、ラーメンやうどんは全てカット。さつまいも、かぼちゃなどの炭水化物が多い野菜も同様です。食べてもよいのは肉の赤身、魚の白身、鳥のささ身、卵、緑黄色野菜、グレープフルーツなどの糖分が少ない果物です。 水分は冷たい物よりも温かい物を飲みましょう。内臓を温めたほうが脂肪は燃焼しやすくなります。ハーブティ、マテ茶、ルイボスティーなどは代謝を良くする効果があるので、それらをチョイスするのがGppdです。 糖質制限ダイエットは、もともとは体重増加に悩む糖尿病患者向けのプログラムですので、医学的には確かです。ですので、ご飯やパンなどの主食は3食抜いて、どうしても我慢出来ないなら、糖質カットしたパンが売られているのでそれを食べる、お米の代わりにこんにゃく米を食べる、などで頑張りましょう。 関連記事 知れば簡単!こんにゃくダイエットの効果と方法!

スープダイエット

スープダイエットの中でも1週間で効果を上げるなら、取り組むのはいわゆる「脂肪燃焼スープダイエット」になります。これは、野菜スープを中心に、7日間あらかじめ決められたメニューを食べる、いわゆるプチ断食系の食事ダイエットです。 なぜダイエット効果があるかというと、1つは非常に低カロリーのスープだということです。脂肪燃焼スープは約3リットル作ってもカロリーは600~700kcal程度です。1皿ですと、80~100kcal。お腹がいっぱいになるまで食べても400~500kcalです。 また、このメニューですと、野菜や果物もいっしょに食べますが、そのカロリーは平均で1kgあたり500kcal程度。野菜類は平均で1kgあたり300kcal程度です。仮に1週間のうちの肉を食べない5日間に、野菜スープ2リットル、果物1kg、野菜1kgというかなり多い量を食べても1日のエネルギー量は1500kcal未満なので、基礎代謝の1800kalに比べれば、1日300kcal減らせます。 1kg体重を落とすのに差し引きで減らさなければならないカロリーは7000kcalですので、1日300kcal×7日=2100kcal。残りの5000kcalは運動で、ということになります。 具体的な脂肪燃焼スープダイエットの7日間のレシピは以下の通りです。 1日目:スープとフルーツのみの日 ・バナナ以外のフルーツは何を食べても良い。 ・水分は水か100パーセントの果汁ジュースで補う。 2日目:スープと野菜のみの日 ・油を使わなければ野菜の調理法は自由。豆、スイートコーンを除いて種類も自由。 ・夕食にはポテトを食べても良い。 3日目:スープとフルーツと野菜の日 ・スープとフルーツと野菜を好きなだけ食べても良い。 ・ただし、ボテトはNG。 4日目:スープとバナナ、スキムミルクの日 ・バナナ3本食べる。 ・スキムミルク適量を水で溶いて500mlにして飲む。 ・水を多めに飲む 5日目:スープと肉とトマトの日 ・豚肉、皮なしの鶏肉、煮魚、牛肉を350g~700g食べて良い。 ・トマトは6コまで食べて良い。 6日目:スープと牛肉と野菜の日 ・牛肉の量に制限なし。 ・ポテトを除く野菜を食べて良い。 ・最低一杯はスープを飲む。 7日目:玄米と野菜とフルーツジュースの日 ・玄米、野菜、フルーツジュース(100パーセント果汁)を飲む。 ・最低一杯はスープを飲む。 以上に挑戦して、1週間で5kg痩せたと書いてあるサイトもありますので、挑戦してはいかがでしょうか?

半身浴

ほかのダイエットも行いながら、という前提ですが、毎日入るお風呂も「ダイエット仕様」にしましょう。 お風呂に入るというだけでダイエットできるの?という疑問もあるでしょうが、そもそも身体が冷えると、血行と新陳代謝が悪くなって、エネルギー消費がうまくできなくなり、結果として、とった脂肪分が身体にたまり、太ります。 ですので、その冷えをとるため行うのが半身浴です。全身浴でもいいのですが、心臓に負担がかかる、長い時間はいるとのぼせる、などのデメリットがあるので、半身浴で長時間お湯につかることをするわけです。 方法は、40℃以下のぬるま湯にみぞおちから下の部分だけで1時間つかります。これで消費カロリーは100kcal程度です。 それだけを聞くとほかのダイエット方法に比べて効果が少ないようですが、これによって血行と代謝が良くなると、一緒に行うほかのダイエットでのカロリー消費を上げることできますので、トータルで見れば、十分にダイエット効果があることになります。 関連記事 リラックスしながら痩せる!半身浴ダイエットの効果と方法解説

1週間ダイエットで5キロ痩せるには?

1週間でどれだけダイエットができるか、ということについて、見た目に分からない程度かもしれないと書きましたが、「それでは困る!」という人もいるかもしれません。そういう人のために、「1週間で5kg痩せるダイエット」をご紹介します。

体調を壊す可能性も

まず、5kg痩せるためには、どれだけのカロリーを「摂取カロリーマイナス消費カロリー」で消費しなければならないのか、ということです。 先ほど書いたように。一般的には1kgダイエットするために必要なエネルギーは7000kcalです。つまり5×7000=35000kcalを消費すれば、理論上は体脂肪が5kg分減少して、体重も5kg落ちることになります。 1日の必要カロリーは成人女性で1800kcalです。(男性なら2000kcalです)。ですので、仮に1日絶食すると、1800kcal消費できます。それが1週間続けば、12600kcalです。それれもまだ、35000kcalには及びません。 しかし、これを行うのは「ちゃんと健康な生活をしながら」という前提ですので、「最低限の食べるものは食べて」行わなければなりません。何も食べずに1週間過ごすことはあり得ません。それをしたら確実に体調を壊します。 では実際に、どの程度の摂取カロリーと消費カロリーでいけばいいのか計算してみます。 まず摂取カロリーはどこまで落とせるか、です。 たとえばこんな1日のメニューだとします。 ・朝:豆乳とリンゴ半分で約200kcal ・昼:豆腐半丁とバナナ1本で約200kcal ・夜:タンパク質をとる必要があるので、ささみとサラダで約500kcal これで1日の摂取カロリーは900kcalなので、基礎代謝量との差は、900kcalになり、1週間で6300kcalです。あと目標の35000kcalまで、28700kcal。これを運動で消費しなければなりません。 それを具体化すると、 ・ジョギング2時間で1000kcal ・ステップマシーン2時間で1800kcal ・縄跳び2時間で800kcal ・ヨガ1時間で200kcal ・半身浴を1時間して100kcal まさに起きている時間はずっと運動している感じですが、これで1日3900kcal。1週間で27300kcal。何とか、目標値に届きそうです。ただ起きている間中、運動していれば、ですが。 ただ、厳密に言うと身体の中には水分がかなりあるので、運動をして発汗すると、水分が抜け、計算以上に体重は減っていきます。ですので、上の運動の80%くらいでもおそらく目標は達成できるでしょう。 いかがでしょうか?これが1週間で5kg痩せるダイエットプログラムです。 ただこれをするとまず体調を壊すかもしれないという健康面と、これだけの運動に耐えられるかという肉体面の問題もありますし、何より、急激な体重の減少はそのあとのリバウンドのリスクがあります。それを考慮すると、本当は一気に体重を減らすより、少しずつ体重を減らした方が良い、ということではあります。理想は、1ヶ月でマイナス1~2kgです。

【部位別】1週間ダイエットの方法

それでは、体重をそのものを大きく落とすのは大変だとしても、「見た目」に太っていないようにするにはどうすればいいのか、ということについてご紹介します。

顔:小顔ローラー

小顔にしたい、という人のためには「小顔ローラー」という最終兵器があります。ただし小顔ローラーは、顔の脂肪をとるものではなく「むくみ」をとるものなので、顔が激しくむくんでいる人には小顔ローラーは効果を発揮するでしょう。 そういう人が小顔ローラーを活用するなら、就寝前と起床後に使用するのがおすすめです。肌の新陳代謝は、夜の10時頃からが最も活発なので、夜の10時前後に小顔ローラーで顔をマッサージをして、その後の代謝を促すわけです。 また、起床後の使用も、滞留していたリンパや血流を流し、むくみをとってくれます。

腹:軽めの断食

ポッコリ出たお腹を何とかしたい、という人には軽めの断食、いわゆる「プチ断食」がおすすめです。 方法は、朝食を食べないで、昼食までは水もしくはノンカフェインのお茶だけで過ごします。前日の夕食から、最低でも10時間は空けて食べてください。どうしてもお腹がすく場合は、酵素ジュースや野菜ジュースでしのぎます。これを1週間続けます。 この「プチ断食」をすると、胃腸が休まり、消化能力が回復するので、便通も良くなります。またプチ断食中の空腹状態によって、腸の活動を促進する酵素が出るため、便秘改善が期待できます。これによって、ポッコリお腹が改善されるわけです。 ただし、胃腸に潰瘍などの重い病気があったり、極端に体力のない人には、止めておきましょう。断食は健康な人でなければ身体が耐えられないダイエット方法です。 関連記事 https://fitlize.jp/314

脚:むくみとりのマッサージ

足のむくみに限らずむくみの原因はリンパの流れが滞り、身体の中で作られた老廃物が身体の中にたまっていることにあります。リンパは血液にとっての心臓に当たるポンプ機能がありません。ですので、リンパの流れをよくしてむくみをとるには、マッサージをするのが1番です。 具体的には以下のような方法があります。 1.足裏を押す(左右各10秒):両手で足裏を包み込み、親指で足裏全体を押す。 2.足の甲を押す(左右各10秒):足裏と同じく、甲側も押す。 3.足指をもむ(左右各10秒):指の付け根から、足先に向かって、1本ずつ少し引っぱりながら、つまむようにしてもむ。 4.ふくらはぎのマッサージ(左右各15秒):足首からひざ裏まで、左右の手を交互に使いさすり上げる。 5.太もものマッサージ(左右各15秒):太ももの内側を、膝から足のつけ根に向かって左右の手で交互にさする。内側のあとは、外側も同じように。

まとめ

いかがでしたか? 一応1週間で5kgダイエットする方法も含め、必ずしも無理ではない、ということのご提案をしました。 とはいえ、ダイエットによって身体を壊したのでは何の意味もありません。できれば、普段から摂取カロリーと消費カロリーに気を付け、適度な運動を毎日行い、適切な体重コントロールをして、急なダイエットをしなくてもよいように暮らすことをおすすめします。 それでも急にダイエットをしなければならなくなったら・・・、以上に紹介した方法を試してみてください。]]>

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